体操のおねえさん

きんちょうしいの私は、いつどんなときでも人前で話すのは
どきどきばくばくでした。
でも、ちょっと最近ふっきれつつあります。


金曜日、4月に入学してくる幼稚園児・保育園児のための
体験入学がありました。


45分の授業のうち、前半は授業公開。
後半は体育館で、1年生の発表を見てもらって
みんなで「じゃんけん列車」をするというものでした。


前半は「20+30」っていうような、簡単な2位数+2位数の計算の仕方を
10の束やブロックを使って理解をする授業をしました。


「小学校ってどんなお勉強をするんだろう〜??」と
つぶらな瞳はまさに真剣そのものでした。
(…または、なに言ってるんだろうかもしんない(笑))


後半は子どもたちによる発表。
ミッキーマウスマーチの合奏、こまや縄跳びの発表、校歌斉唱。


と、ここまでは子どもたちが頑張りました。
こっからは私です!


…そのあとのじゃんけん列車は私が進行役でした。
発表の終わった1年生をステージに座らせ、後ろを振り向くと・・・。


ゆ(うわっ、なんか雰囲気ちがうぞ。やばい。
  今の1年生に向かって話しているように話しても通じそうにないぞ…。)

と、本能で察知した私はとびっきりのスマイル(ひきつってるはず)で、


「みなさん、こんにちわぁ〜!」


よ「こんにちはぁ。」
と、園児独特のみょうにゆっくりな挨拶が返ってきました。
体操のおねえさんみたい!
こりゃ、このテンションでひっぱってくしかないわ。


ゆ「みんなはじゃんけん列車は知ってるかなぁ??」語尾は全部のびます。
え「しってる〜。」

ゆ(ほっ。説明省ける。)

一応、じゃんけん列車を1年生を使って、簡単に説明。(くどくどは通じません。)
ゆ「よ〜い、スタート!」
歌スタート♪


ほんとは汽車の格好をして歩くはずなんだけど、
知ってるクセに体育館を走り回る園児。
…先が思いやられる。
仕方がないのか。そりゃ広いとこは走りたくなるよね。
なんにも指示してないんだから。


ま、とにかくなんでも楽しいと思って帰ってくれるならそれでいいや〜。


なんとか無事じゃんけん列車、発表共に終了。
体操のおねえさんって自分で勝手に思ってたけど、
隣の先生も放課後
「先生、体操のおねえさんみたいだったね〜。上手だったよ!」
と、ほめてくださいました!
「いやいや、まだまだですよ〜。緊張しましたもん!」
とか謙遜しつつも・・・。

よっしゃ!がんばった☆


初めにも書いたけど、きんちょうしいだから
昔は人前に出ると手はふるえるわ、ピアノはタッチミスしまくるわ
字もよれよれになるとか…(笑)そんなばっかりだったんよ。


でも、ここ1年で人に見まくられ慣れたんだろうね。
緊張しても、ちゃんとこうしようああしようってのが頭に浮かんでくるようになりました。
訓練の成果!?


心理学(心理療法??)でもあるよね。
現実にとにかく直面させる(慣れさせる)療法。
名前わすれた…。がくっ。


ま、ひとまず1年生のイベント終了。
こっからは、3月頭に締め切りを迎えるあゆみに向かって頑張ります。
そろそろ、テスト祭り開催です。


がんばれ、うちのクラス!

残り24日