ざっと読んで

新装版 子どもの絵の見方、育て方

新装版 子どもの絵の見方、育て方



とりあえず、ざっと読みました。
今朝から時間があるときに読み直してます。



りゅうたろに関して言えば、家であまり絵を描くことに関心がないことは別にいいらしい。
同年代の友だちと一緒に描くことや、家以外の所で描くことができることの方が重要らしい。



大人がこう描いてほしいと手本を描いて真似をさせたりしないこと。
いわゆる、おさかな、ギザギザチューリップその他いろいろ。
…はい、トーマスを描いたりしません(笑)



小学校低学年までは、話しを聴く絵ということで、絵を描いたときはしっかり話を聴こうと思います。



ざっと読んだ中で印象的だったのは、子どもが小学校の授業で描いた非常に粗雑な絵に対してのお話。
鉛筆で下絵を描かせた上で、絵の具を使って色を塗らせてるんだけど、
下絵がもう何がなんだかわからないものになっていたその絵。


授業のテーマ自体に無理があり、子どもの意欲がその絵に全く向かず無理やり描かせた結果の絵だと。


テーマと意欲、やはりそこですか…。
丁寧に描きなさい、丁寧に塗りなさい、意欲を削ぐとわかっていても発してしまうその言葉。。。


うーんとりあえず、この本だけ読むと、私の指導は全く違う方向に向かっていたし、
まさにしてはいけない「大人の絵の教え込み」をしていたように思います。



じゃあどうするよ。
は、これから考えます。
ひとまず、「えーこれが??」と思っていた教科書のお手本の絵を見てみようと思います。
絵のお話を描いた本人から聞くことはできないので、
どこに力点を置いて描いた絵なのかじっくり見ようと思います。